遊びって何だろう

心覚え

遊ぶというのを時として不真面目な招かざる行為としてとらえられることがあります。

生物の遊びについてロンドン大学クイーン・メアリー校の生物行動科学者であるラーズ・チッタカ氏らは、5つの基準を定めたそうです。

生物が遊び行動に従事していることを実証するための実験を設計することは非常に困難です。生物にその行動を楽しんでいるかどうかを聞くことはできないため、基本的には5つの基準を満たす場合にその生物が遊びを楽しんでいることが実証できたとする模様。

その5つの基準は以下の通り。

1:食べ物を手に入れたり配偶者を引き付けたり避難所を見つけたりするための行動ではない
2:何らかの報酬に関連付けられたものではなく、自発的に行われ、それ自体にやりがいがある行動である
3:遊び行動は食べ物を探したり交尾しようとしたりするときに実行される行動とは異なる
4:一度限りの出来事と習慣的な行動を区別するため、遊び行動は繰り返し行われるべきではあるものの、遊びは型にはまったものではない
5:檻に入れられた動物園の動物でよくみられるペーシングやウォーキングなどのストレス関連行動と区別するため、遊びは「被験体がリラックスしている時に開始されるべきである」

https://gigazine.net/news/20230102-bees-like-roll-little-wooden-balls/

このような基準は人間にも当てはまるのではと、僕は考えました。

小さな子供たちが一緒に遊ぼうという場合、大人たちが一緒に遊ぼうぜという場合、同じ遊ぶでも意味合いが異なるような気がします。

仕事を遊びのように楽しむことができないのでしょうか?

勉強・学習などの行為も遊びのように楽しむことができないでしょうか?

以前、ドラクエ3に挑んだ時、レベルが低いため周囲のモンスターを突破できないことや、クエストの難しさのために、長時間とても苦しんだことがあります。遊びに苦しむという行為があり、苦しみを乗り越えることが大きな喜びにつながると学びました。

思えば、ドラクエ3からは「人の話をよく聞くこと」「きちんとメモを取り後で参考にすること」「地道に一つずつ進んでいくことが結局は近道になること」「荷物は捨てることも必要」「強い武器がなくても自分を鍛えること(レベルを上げる)で敵を倒すことができること」など仕事に大切な基本的なことを学びました。

人によっては、競馬や競輪、酒場巡り、異性との交流、ショッピングなどの遊びで、人生を学ぶこともあると思います。

遊びって、いったい何でしょう?

いまさらながら、深く思ったりします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました